取手市の整体なら「K2整骨院」

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「腰が痛いので骨盤ベルトをしています」「膝が痛いのでサポーターを毎日つけています」
整骨院ではこのようなご相談を非常によく伺います。確かに不安な痛みがあると、何かで固定したり支えたくなるものです。ですが、最新の研究や臨床データから見ると、ベルトやサポーターの「常用」はむしろ回復を遅らせる原因になりかねません。ここでは、エビデンスに基づき、正しい考え方と体の整え方をお伝えします。

1.なぜ「しない方がいい」と言えるのか

腰痛や膝痛の多くは、筋肉の血流不足と柔軟性低下によって起こります。人の体は血液が筋肉に酸素と栄養を届けることで回復しますが、ベルトやサポーターを強く締めることでその循環を妨げてしまうことがあります。締め付けは確かに一時的な安定をもたらしますが、その代償として筋肉の働きや血液の流れを抑制し、結果として「治る力」を弱めてしまいます。

欧州の複数の臨床研究では、腰部ベルトの長期使用は筋活動を低下させることが確認されています。特に腹横筋や多裂筋など、姿勢を支える深層筋の働きが低下し、筋萎縮や再発率の上昇が見られたと報告されています。これは「筋肉がサポートに頼り、自ら支えようとしなくなる」ためです。

また、アメリカ整形外科学会やコクランレビューの報告によると、腰痛や膝痛に対してベルトやサポーターを使用しても、長期的な改善効果や再発予防効果は統計的に有意ではないことがわかっています。つまり、着けることで安心感は得られても、根本的な回復にはつながらないケースが多いということです。

2.短期的には有効なケースもある

では、ベルトやサポーターは全く意味がないのかというと、そうではありません。正しく使えば一時的に痛みを和らげたり、動作の恐怖を減らしたりする効果があります。例えば急性のぎっくり腰や、初期の膝関節痛で歩くのも困難なときなどは、数日から1週間程度の短期間に限り着用することで、安心して動き出せるきっかけになります。

妊娠中の骨盤帯痛や、変形性膝関節症の初期段階なども例外です。妊婦用の骨盤ベルトは一時的に骨盤を安定させ、歩行や立位をサポートする目的で推奨されています。膝のブレースも、内反変形のある膝に外反方向の補正を与え、痛みを軽減することがあると報告されています。しかし、いずれも「使用期間が短く、運動療法と併用する」ことが前提です。つけたまま放置しても、根本的な回復は起こりません。sick_gikkurigoshi_man2 (1)

 

 

3.血流と筋肉の関係を理解する

人の筋肉は血流によって栄養と酸素を得て、老廃物を排出します。この循環が滞ると、筋肉は硬くなり、柔軟性を失い、痛みやしびれを引き起こします。特に腰や膝のように重力の影響を受けやすい部位では、血流の悪化が慢性化しやすく、筋肉が硬くなることでさらに血流が悪くなるという悪循環が起こります。

ベルトやサポーターの常用は、この循環をさらに阻害する要因になります。体を外側から圧迫することで筋肉のポンプ作用が働きづらくなり、結果として「冷え」「むくみ」「だるさ」「回復の遅延」を引き起こします。治療の現場では、こうした圧迫による循環障害を見落としがちですが、痛みを長引かせている一因になっているケースは少なくありません。

4.筋肉を「使う」ことが最大の治療

最新の整形外科・リハビリ研究では、腰痛や膝痛の根本改善には「運動療法」が最も効果的であることが繰り返し証明されています。動かないことが痛みの原因であり、適切に動くことが痛みの改善になるという考え方です。

腰痛であれば、腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを鍛え、股関節を正しく使う「ヒップヒンジ動作」を習慣化することが有効です。膝痛であれば、大腿四頭筋・中殿筋・大殿筋を中心に、膝に負担をかけずに支える筋肉を育てることが大切です。これらの筋肉がしっかり働くようになると、体は自らの力で関節を支え、ベルトやサポーターに頼らなくても安定した動作ができるようになります。undou_squat_woman

 

 

5.K2整骨院が推奨する「賢い使い方」

ベルトやサポーターは「使わない方が良い」というよりも、「使い方を間違えないこと」が大切です。次の五つの原則を守ることで、身体にとってプラスの効果を最大化できます。

一、目的を明確にする
二、使用時間を限定する
三、圧迫を強くしすぎない
四、運動療法を並行して行う
五、卒業計画を立てる

これらを実践することで、「頼る」から「自分で支える」身体へと変化していきます。

6.正しい順番で「動く身体」に戻す

腰痛や膝痛を本当に改善するには、まず整えて、次に使い、最後に鍛える。この三段階が大切です。
整えることで筋肉と関節の位置関係をリセットし、使うことで日常動作を正しいフォームへ導き、鍛えることで再発しない体を作ります。
ベルトやサポーターは、この流れの「最初の一歩を支える道具」にすぎません。目的はあくまで、「使わなくても動ける身体」を取り戻すことです。

7.あなたの身体をチェックしてみませんか?

痛みの本当の原因は、一人ひとり違います。骨格の歪み、筋肉のアンバランス、生活習慣の積み重ね——。
K2整骨院では、あなたの身体の状態を丁寧に分析し、最適な整え方と鍛え方をお伝えします。

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あなたの健康と笑顔を創造する施術を、ぜひ体感してください。

8.最後に

身体は、守ることでなく「使うことで蘇る」力を持っています。
ベルトやサポーターに頼り続けるのではなく、自分の体を信じて動き出す勇気を持ちましょう。
私たちは、その一歩を全力でサポートします。

痛みから解放され、笑顔で歩ける未来へ。
あなたの健康の再生は、ここから始まります。

 

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